スぺボ1の時期はいつだったのか


今更だが、スぺボ1の会話はこのWPS告知動画からきているというか、つながっているというかなんだな……。

ほんとにあのときヒロが言ってたようにカフェでバイトすることになったなあ、っていう文脈が後から追加されてしまったの……何か……こわいな……。
まったく違う媒体で目的で点と点をつなげてくる先生よ……。


久々に聞いてみたら
なんと料理がうまいって評判なんだ!ってことをいの一番に報告するのが
あんまりにもかわいくていじらしくてぐしゃぐしゃになってしまった。


「景に教えてもらった料理がこんなところで役に立つとは」と、
「(カフェでバイトなんか)絶対しませんね!」ていうのを並べて考えると

降谷さんはポアロに潜入するまで料理をお仕事に生かしたことはなかった、生かすつもりもなかった、
何なら景光以外に振る舞うつもりもなかったのでは………………。


カフェとかでバイトする、
言い換えれば自分以外の人に対して料理を振る舞うときに(包丁の使い方もままならないと)苦労するよ?っていう景光に対して
別に景光以外に振る舞うつもりもないからいいだろ
という意味での「ぜ~ったいしませんね!」なの…………???????
そ、そんな………………。



何気にあらすじもすごいんだよなスぺボ1。
お仕事に生かすつもりはない、あるいは生かせるとは思ってない、でも景光に教わってそれで相手に披露するの……
そのために料理してるの……ウ、ウウーーーーーーーーーーーー!!!!



あとスペボ1の会話、K学在学中のいつなのか、特に時期は想定されてないのだろうが
あれが諸伏編前の可能性もなくはないんだよな……、
そうだとしたらまた話が変わってくるよなあ……いろいろと……。


降谷さんが22歳になるまで興味なかったらしい料理を
何で突然教わろうと思ったのか、わりと不思議だったんだけど
もしもご両親の事件を探ってて精神不安定ぎみの景光が、わざわざ休日使って自分に料理教えると言ってきたのだとしたら……?

それはある種のストレス発散では?と察した降谷さんが、
それならば景光に付き合おう、寄り添おうと思って教わり始めた可能性も、なくなくなくは、ないんじゃないか……?
なんて考えてしまいおれはわたしは……………………。


だとしたらさっき言ったことにも説得力がつくのではなんだけど、降谷さんがどえらい健気すぎて泣いちゃう。

まあ実際やってみたら楽しくてハマったらしいけど、始めたきっかけがそういう理由だったらどうしよう。
どうしようもないが……私が頭抱えるだけで…………。


真偽はともかく、料理を教え教えられるその時間はふたりとも楽しかったのだろうし
事件にも仕事にも何ら関係なく一緒に何かを作る時間や最中のやり取りは、景光にとって安らぎだったんじゃないかなあ。
と思うとまた泣けますね……。


やっぱ景光は甘やかすことで甘えてて、
降谷さんは甘えることで甘やかしてるのではないか説が私の中で強くなっていくな……。

器用なんだか不器用なんだかわからないが、
ふたりとも相手にそうすることされることを許容しあってて、それがお互い心地よかったのならもう、外野が言えることは何もないな……。


降谷さんがいつ頃ハムにスカウトされたのか不明だけど、
何にせよK学卒業後はもう景光に協力することは難しいだろうし。

残された時間は多くないとわかってたろうに、
それでも景光から事件のこと話してくれるのを待ってたということの重みよ……。