は〜〜仲良く遊んだり日常生活を営んだり
木漏れ日の中を散歩しながら他愛無いおしゃべりをしているひれちゃんだけを眺めていてえなあ……。
しゃべった方が楽しいぞってかつては言ってたのに、
事件のこと一人で抱え込む親友に話すこと相談することを強要しなかった降谷さんなんだよな……。
しゃべ楽(略)ももちろん強要したわけではなく、当時の降谷少年から純粋に漏れ出た言葉だったんだろうけど。
それを15年経っても覚えてるくらいには、景光にとって印象的だったかすくわれたことばだったのでしょう。
それでも事件のこと話さなかった景光だし、聞かなかった降谷さんなんだよな……。
隠し事、言えないこと、何年経っても笑って話すことのできないこと。
腫れ物扱いするわけじゃないけど無闇に軽率に触れたりもせず、
そうして共に生きてきたんでないかな。
すべてを曝け出したり共有したりすることだけが親密さの証ではないんだ……。
そんなふたりが好きだなって思うけど、何か、熱い友情!って感じではないよな。
まあK学時代は成人済で少年じゃないんだから、そりゃそうなんだけど。
同期たちと仲良くなっていく経緯や、生まれた絆や一緒に事件に立ち向かっていく様は少年誌的熱さなのに。
ひろぜろの間にあるものは、何かもっと……しっとりしているというか……。
じめじめはしてないし重苦しくもないし仲の良さの描写はむしろさらっとしてるというに……。
でも何か……しっとりしてるよな……。
つくづく興味深いな……ひれちゃんの関係性……。
少年探偵団の友情大好きなんだけどさ。
もしせんせーがひろぜろの少年時代を描かれたら熱いお話になるのかな。
叶わぬ夢だろうが見てえな〜〜。