ふたりの関係性

友達ができたんだって報告の電話もらって、高明お兄ちゃんはたいそう嬉しかったろうけど。
きっと景光は親戚さんにもぜろのこと話したんだろうし、塞ぎ込んでた子が笑顔で自分の声でそう言ってきたら、それはもうたいへん喜んだろうなあ……。

声も出せなかった子が友達できたって屈託なく言えるの、
私が景光のお兄ちゃんや親戚さんだったら大いに泣き崩れてるところだよ。
って思ったけど別に兄でも親戚でもないけど泣き崩れてたわ、おたく……。


ふたりのこと考えると 出会えて良かったねえええ……という感情がまず来る。
でも出会ったことよりも、それからも人生ずっと互いの隣にいることがまたすごいんだよな……。

それは間違いなくふたりで築き上げたかけがえのない財産なので……運命ではなく意思によるものなので……。


縁なんてものは油断してたらあっという間に途切れてしまうものだって、大人になってからの方がわかるし。
だからこそ人と人の関係性を続けるには、お互いの思いやりや努力が必要なわけでさ。

そうやってずっと相手のこと(ひいては自分のことも)大切にしてきたのであろうひろれに敬意を表するのだ。


自分を抑えて相手のことだけを考える、尽くすというのもあまり(友人としては)健全ではないからね……。
だから、相手と一緒にいて相手のことはもちろん、自分自身のことも大切にできる関係性だったんでないかなあ。
そんなひろれが大好きだなあ、と思うわけです。


そんな解釈を練り込んだお話を書けないことがやっぱり悔しいなあて気持ちが沸いてきてしまった。
書けるようになりてえな〜〜……がんばれ私〜〜……。

でも別に創作だけが表現方法じゃないからこう〜〜……
ポストでもブログでも、自分が思ってること考えてること個々や関係性の解釈をちゃんと言葉で言い表せたら……
と思えども思えども上手い言葉が見つからない。悔しいね。