ふたりの関係性について

景光がああいう子(トラウマ持ち・子どもの頃から自分をころして周りを気遣う優しいやつ)であり、
それを理解しながらも降谷さんからはひろを庇護しよう!って感じがあまり見受けられないの、ほんといいよなって思う。


自分を守って亡くなった母親を否定する気はなくとも、やっぱぜろだけはそうして欲しくなかったかもしれないし
そういうとむしろ降谷さんが自分のためだけに生きてくれない(景光の心配をよそに・正義のために無茶をする)というの、景光としてはすくわれるところだったのかな。

何ていうか、恐らく何年もの間 景光が抱えてる傷に踏み込まずに見守って寄り添ってくれた降谷さんの愛は、まるで親のようだなあ、て感じだけど
でも降谷さんは他でもない降谷さんの人生を生きていて、それが景光としてもすごくよかったのかなあって。


しかし喧嘩するのは止めないのに、自分の事件には巻き込みたくないって、自分のせいでだけは傷ついてほしくないと同義ではないか。
と考えるとそれはそれで愛のような傲慢のような……うーんわからん。
ひろぜろの関係性、思いやりがあってやさしいものだと思ってるけど、なのに何でか掴めないものがある。

nocバレの件も“巻き込みたくなかった”のかな。
景光のキャラはスコッチの最期からたぶん逆算して作られてるから、結局生前の行動や意志はすべてあの最期につながってるのかもしれない。
死に様じゃなくて生き様の凝縮があの屋上か……。


あと降谷さんがエレーナ先生きっかけで警察官目指したというのもよかったのかも……?
正義への志は同じでも、個人的な目的はそれぞれ違うからこそ、いつも隣にはいても依存関係にはならなかったのかなあ……。

まあ降谷さんがエレーナ先生にバイバイされたからって、警察官になって探そう!ってどういう思考回路でそうなったんだ?っていうのまるでわからんけど……。
そしてそんな親友に対して当時の景光がどう思ったのかもわからんけど……。


そこらへんの小学生高学年〜高明お兄ちゃんに会う(警察官目指してると他者にも公言してる)中学生くらいの頃のふたりを探ってみたい……
と長らく思ってるんだけど、これエレーナ先生=組織に関わることでもあり、組織考察も入ってくるからもうお手上げなんですよね……私はひれを考えたいだけなんだが……。

宮野家の引っ越しに何かしらの事件性を感じたり、あるいは組織の影を知ったのかなあとか。
あと実際に組織に潜入して、ヘルエンジェルのことを知る機会がいつだかにあったのだろうがどう思ったのかなあとか。
それはせめて景光が存命のときだといいなあとか……まだ……せめて……。


僕の整合性とか特に考えてない妄想だと、エレーナ先生のことよりその娘さんふたりが組織にいることを知ったのが先だったんでないかとか。
でも素性知られてる明美お姉ちゃんには降谷さんは近づけないから、そこは景光があいつ経由で色々探ったんでないかなー!とか。
そういうお話が読みたい ひろれで。

宮野家及び組織が何を目的として研究してるのかを探るためのとっかかりとして、明美お姉ちゃんと付き合ってるライに近づくスコッチ……。
そうなると先生がすでに亡くなってることを先に知ったのはスコの方だったかもしれない。


とか何とかそういう話を書きたいけどどシリアスを書く才能がない。
スバのことまじめに考えたらもえるよりつらくなってしまうから、スバの才能もないんだと思う……。
でもひれを突き詰めるとそこにいくからなー……難しいなーー……。