そしかい

ふと思ったけど、そしかいって降谷さんの本望ってわけでもないんだよなたぶん……。


何せあの世界、黒の組織以外にもやべー奴らはごまんといるからな……。
日本を脅かすものの一つであって全てではない……。
だから何が何でも潰すって熱意というか私情があるのとも違うよなって……。


エレーナ先生や景光のことはあっても
それでも組織を個人的に恨んでるようにはあんま見えないというか……。
そういう憎しみは全部赤井さんに向けられちゃってたからな……。
今はどうかはわからないし、実際降谷さんが組織のことどう思ってるのかもわからんけども……。

確かなのは組織に潜入してるのは仕事のひとつであって、
そこに全てを懸けてるわけでもないのだろうこと……。

公安として捕まえたぜろしこやハロ嫁の犯人は、別に黒の組織と何ら関係ないというの怖いよな。
そしかいしてコナンくんの物語が終わったとしても、降谷さんの戦いはこれからも続いていくんだ……。


何かコナンくん的に、降谷さんは愛を胸に戦う姿勢は合ってても目的/正義はちょっと違ってて、
赤井さんは目的が概ね同じでも時に人をころすことも辞さない姿勢は合わない、
みたいな……そういう……?

コナンくんでさえどちらとも相容れないところはあるし、
まして本人たちはもっと無理だよっていう……。


そういえば緋色シリーズで降谷さんは公安の仲間連れてきたこと考えると、
赤井さんを捕まえることは公安の意志なのではなかろうか……。

私情で本職の仲間に協力頼むような人じゃないだろうし……つまり上からも了承もらってるのでは……?
だから“狩るべき相手”を見誤ってるわけじゃないんじゃない……?

でもね〜〜この作品的に赤井さんをしょっぴくのは“誤ったこと”なんだよねっていう……そういう……。
いや別に捕まってほしいわけではないんですけどね……でも何か……こう……。
“物語”や“あの世界”に負けるな〜〜!!降谷さん〜〜!!みたいな気持ちになっちゃうね……。

負けないでほしいと思うのも、生きてほしいと願うのも、
でもなるべく傷つくことがないようにと祈るのも、所詮外野でしかないおたくのエゴだよ全部 そうだよ。
ハロ嫁の高木のセリフが胸を打つのは、高木が佐藤さんに一生の愛を誓ってるからなのだ……。


もっとちゃんと作品読み込みたいな〜〜って思うんだけど
どうしても原作見ると降谷さんお顔がかわいいな〜〜!!!って感情に支配されて頭ぱっぱらぱーになるんだよね。
ぜろしこのときから何も変わってない……いやあのときよりひどい……困ったもんだね……。