高明お兄ちゃんとご親戚は景光につられてずっとぜろくん呼びしててほしいよ。
諸伏家だからゆるされること……。
諸伏家のひとたちがぜろくんって呼ぶとき、声質はそんな似てるわけじゃないけど、
響きのやわらかさとか色々込められたやさしさはどうしても幼なじみを思い起こされて、胸がきゅっとなる降谷さん……。
ぜろというあだ名がどんな風に呼ばれてたのか知った今となっては
ギス茶のコナンくんに対して、君がその名で呼んではいけないって思っちゃうんだよな。
例えコナンくんでもゆるせないところだよぜろ呼びは……。
あのときあの降谷さんが迂闊にも教えてしまったとは思えないんだけど
何かしらの意図があったならそれって何だったんだろう？
降谷零に繋がりかねない、実際繋がってしまったあだ名を教えた意味……。
コナンくんへの自己開示だったのでは、て考察も見かけたけど
あの時点でそんなことするか〜〜？？って腑に落ちないし。
仮にそうだったとしたらよりによって歩み寄ろうとした相手は
ころしたいほど憎んでる男にそれを伝えてしまったってことになって
大変しんどくなるので……ないと思う……思いたい……。
うーんまさか俺の正体を！？って言ってたから予想外だったのだろうし
ほんとにただの迂闊だったのかなあ。
それはそれで……ついその言葉に反応してしまうくらいには……ということに…………ヴッ。
ていうかあだ名がぜろだとあのボウヤに漏らしたのは失敗だったな……って
その情報がコナンくんからであるってことを漏らすなよ赤井さんも……。
コナンくんに何か話したらそれは赤井さん（fbi）にも筒抜けになってしまうかもしれない、
って降谷さんが考えないわけはないだろうし、
そうするとハロ嫁であの写真を見せただけでなくデータまで渡したの……。
映画はパラレルワールドとはいえ……また感じ方が変わってくるわね……。
実際あの写真がコナンくんもとい新一の古い記憶を呼び覚まし渋谷爆発を防げたけど、
降谷さんはどこで必要になると思って写真見せたのかなあ……。
あれが極秘情報である、だから口外してはならない、と言わずともそんなことはしないだろう、
という信用がやっぱあったってことなんかなあ……。
