応援要請されてから

雑居ビルのあの階にたどり着くまで、ずっと幼なじみの心配しながら走ってきたから
開口一番「ゼロは無事!?」だったのかな……。
まあ冷静な状況判断できる人なので、松田の無事は見てわかるから、
あの場にいない降谷さんの安否を確認したかったのかもしれんが……。

このセリフ実は1回目も2回目も聞き取れんくて、3回目でやっと初めて聞けたんだよな……。
こんな風に降谷さんの無事を真っ先に確認するひとがいるんだ……という衝撃……。


あのビルに入る前の時点ではやべー爆弾魔がいるなんて知らなかったのに
すぐさま景光班長に応援要請した降谷さん、何かしらの危険を察知したんだろうか。
電話で呼ばれて何が待ってるかわからんし危険かもしれなくても、
降谷さんに頼られて嬉しかったふたりもいたかもしれないな。

でもその後は松田を頼むって言ってひとりで相手を追いかける降谷さん、景光からしたらたまったものじゃなかったろうな。
それで援護に回るよってのも良いよな〜〜景光の的確な判断能力の高さと幼なじみの愛よ……。
降谷さんが簡単にやられるタマじゃないのは誰よりも近くで見てきた景光が1番よくわかってるじゃん。
それでも1人で戦わせに行かせないの、愛じゃん………………。


ビルの屋上から降りてまた松田と班長がいるとこまで登るのってけっこう大変だったろうし、
戻る必要あったのか?ってちょっと思ったけど、
相手取り逃したし爆弾は残ってるしふたりの状況はわかんないから、
まだ「下で待ってる」はできなかったんだろうな……。

景光からしたら松田たちのことも心配だけど
あんなボロボロの降谷さんを引きずってビルを登り降りするのは互いに負担だし、
かといって降谷さんを置いていくなんてこともできないし……と悩んだかもしれない。

そこでふたりのとこへ戻ろうって言ったのは降谷さんだったじゃないかなあ。
榴弾の爆風で確実にダメージ受けてる身なのに、戦場へと戻ろうとする降谷さんの意思を汲み取ったのだろうな。
過保護ではない男、景光……。

でも松田に降りてろって言われたときは渋るんだよな……。
それもまた愛だよ……同期たち……愛……。


爆弾がやばいから先に逃げろというのに対して、もちろん心配じゃないわけではないけど
そういう相手の意思を真っ先に汲むの、K学組では降谷さんだし、少年探偵団では哀ちゃんなの、いいよなあ……。