いつかこの日が

ひろれも再会する日にもなればいいのになあだけど、別に全然違う日でもいい。
気が遠くなるくらい何十年と先であっても、いつか必ずそのときはやってくるんだ……。

それでも降谷さんにおかれましては、おいしいもの作って食べて、ハロちゃんと遊んで、ギターも弾いて、あったかくて安全な場所でぐっすり眠りについてほしい。今日も明日もその先もずっと。


どんな世界線でも景光は意志と心臓を貫いてるかもしれない、
降谷さんは胸の傷が痛んでも元気に力強く生きてお仕事こなしてるかもしれない、
おれたちはどうにかふたりが共に生きる世界線をこれからも探し続けるかもしれない。
人生……。