屋上の私見

長々と喚いております。


『お前1人逃すくらい造作もない』

→その相手にみすみす拳銃奪われておいて
→あの屋上へ他者(バーボン)が入り込むのも事前に防げておらず
→その足音に気を取られてシリンダーから手を離してしまい結局スコッチを止められず
→あれから2.3年経っても同僚のジョディたちはスコッチのこと(バーボンのことも)知らされていない(=FBI側と連携が取れていない)

🤔🤔🤔
これぞ「ビックマウスもほどほどに」じゃないですかねえ……。


あの現場が実は日本でなくアメリカだったんでないかという説を見かけたこともあったが、それなら余計に何で日本の公安ってバレたのか。
でもってスコッチ自身は拳銃持ってなかったのか、の謎が深まるばかりでは……。

仮に実はあそこがアメリカだった(からあんな大口叩いてた)のだとしても、結局止められてないわけだからな。
あいつが無計画・考えなしに飛び込んできたから最悪の結果になったとしか思えない。
本当に心から助けたいと思っていたならば己の立場をよ〜〜く考えて何も手出ししないのが1番だったでしょう。


もしあいつがいなかったとしても、降谷さんが景光の決意を止められたかどうかはわからないけれど。
ふたりならどうにか逃げる手立てを考えられたかもしれないし、それこそ死亡偽装だってできたかもしれない。
せめて最期に直接話すことはできたろうに……と思うと………………。


そもそもお互いNOCバレしたらどう対処するかって潜入前に話し合ってるものじゃないんだろうか。
あの屋上が落ち合う場所だと事前に決めてたってことも十分あるし。
NOCバレしたら即自決!って命じられたなら嫌すぎるから、逃げる選択肢もあったんだと思いたいけどハムのことなんて何もわからんからわからん。


バレて捕まって拷問されたなら何も吐かずに速やかに自決しろ、って命じられてたのならまだわかるけど。
屋上に行く時点でスコッチは組織の者には居場所がバレていなかった、少なくとも捕まっていなかったわけで……(それも謎だが)
逃げられる可能性があるなら自決以外の策も立てていたんでないか……。


ふたりとも(ハム側も)組織に潜入するにあたってあらゆる策を講じてただろうが、
まさかNOCバレした瀬戸際で俺はエフビーアイ!って言う奴が目の前に現れるとはさすがに想定してなかったろうな……と思うからやるせないじゃないですか。
どれだけ優秀でもそんなのムリゲーだよ!!!!


マジのFBIなのか組織の者が嘯いてるだけなのか判断できない、がどちらにせよハムとしては手を取るわけにはいかないし
そんな状況で唯一信頼できる仲間がこの場に駆けつけたら、目の前の男と揉み合いになるかもしれない。
バーボンのことまでバレるかもしれない。
そうなるとあのときのスコッチの選択肢はもう一つしかなかった。


自決する術(拳銃)と選択肢(状況)を与えたのは誰なんだよ なあ。
ってほんと、ほんとこんなこと考えるの、嫌。
考えなしに自覚なしに追い詰めた、実質ころしたも同然なあいつが憎い気持ちと、あいつにころされたんじゃね〜し!景光は自分の意志と信念を貫いたんだよ!って思う気持ちでぐちゃぐちゃだよ。


キールへの都合のいい駒扱いも、降谷さんが日本警察だって分かったうえで謎に喧嘩売り続けてるのも、
そうやってエフビーアイが日本でやらかせばやらかすほどにスコッチのあのときの決断は大正解!になってしまうのがあまりにもあんまりすぎて、本当に、嫌だ……………………。

屋上の真相とやらを知ったところでむしろ憎しみも怒りも増すばかりだろうから、
これ以上降谷さんに心労を重ねさせる前に日本観光御一行様は可及的速やかに本国へお帰りいただきたく存じます!!!



屋上のアレって何だか叙述トリックみたいよな。
コナン界きっての信頼できない語り手(己に都合のいい解釈しかしない ex.明美は覚悟していたとか俺に対する恨みは根深いようだとか)であるあいつ視点の回想なんだから、あれが本当に真実なのか、歪められていないか?って疑ってかかった方がいい。

私自身もあいつ憎しで歪んだ解釈してる恐れはあるから気をつけたいんだけど
でも作中でも公式ファンブックでもライトファンからもあいつは庇い立てられて、降谷さんの方が悪者と言わんばかりの世界だから、じゃあおれはとことん降谷さんの肩を持つからな!!!!!という強気の姿勢 でいたい。

でもほんとはいつも自分の解釈に自信がない。
自覚なしに害悪なキャラ厨に成り果ててたらどうしようとか、1人に肩入れするがあまり盲目的になってはないか?とか不安が付き纏う。
でもそれってだって“向こう”がそうじゃんとも思うしもう考えるのやめたい。
しんどいのが景光の死そのものではないの何なんだよ。


……と喚いていたらフォロワさんから共感のお言葉頂いて、それを読み返しながらイーサンのセリフを思い出すなどしている。
いや同志本当に本当に嬉し……😭


イーサンの最期も壮絶なものだし瑛海さんの心境考えるとそれだけで泣きそうになるというに
待ち続けてても味方は未だに現れてないんだよな……。
不当な扱いを受けていると瑛海さんのために怒ってくれる味方が……今後も現れないんだろうなあ……というのが悲しい……。

降谷さんだって現状キールを助ける道理がないからなあ。
いや降谷さんに助けてあげてとも思ってないけどそれにしたってキール…………。


明美お姉ちゃんは志保ちゃんを、イーサンは瑛海さんを、景光は降谷さんを守りたかったんじゃん……と思うとほんとべしょべしょになってしまうんだが。
その守られた人たちが組織じゃなくて約1名によって尊厳踏み躙られてる現状原作おかしいよほんと。


仮にあいつがいなかったとしてもスコッチの自決の意思が固かったなら、バーボンが始末したということにしようという流れになってたかもしれないが
それはお話としてはイーサンの二番煎じになってしまうから出来なかったというならわかるけどそれにしたってさあ〜〜〜〜………………。

また屋上に戻ってきてしまった。
もう屋上の地縛霊になるのやめようって思ってるのに戻ってきてしまうのやだも〜〜も〜〜………………………………。


はろよめと事前レポでハマった身としてはひろれのこと死別してるとは思ってないし、
降谷さん自身は元気に健やかに生きとるしこれからもそうなんだろうなっていう圧倒的信頼があるからいいんだ。

しんどいのは原作諸々が現状納得いかんことと公式の贔屓と一部のファン層に辟易することなんだ……。