本編でもスピンオフでも

親友という言葉は出てても、そこに“かけがえのない”とはつかなかったジャン……ねえ……(日に何度も噛み締めてる)。
同期たちだってゆうやたち部下だってかけがえのない戦友たちだろうけど。
でもこう な〜〜………………………………。


恋人はこの国と言いながら、かけがえのない大切な人たちがいるのって何だかすごいよなあと思う。
国という『全』に尽くしながらあの人は『個』を捨ててないんだ……というとこが……すごい……。

なんていうか 降谷さんが警察官で在り続けられるのは御本人の揺るぎない意志と強い信念によるものだけど
降谷さんが降谷零個人でいられるのは、大切な人たちとの愛ゆえよな……っていう……。


いっそのこと“お国のための道具”と成り果てた方が楽っちゃ楽じゃないですか。
でもあの人は人間としての生活も心も人生も捨てないんだ……。
そしてだからこそあんな風に全力で戦えるんだろうな……起こったこと全てを糧にして……降谷さん……………………。


自分が傷ついてでも他者のため夢や信念のために戦うひとの『救い』って何だろうかっていうと
己の人生や生き様や選択に納得できることなんじゃねえかなって。

だから他者からもたらされるものではないんだよな、と思ってるし
降谷さんが職務を人生をまっとうできますように……と祈る他ないのだ……。