相方を庇うとき

どうするかといったら
「無言で相手の肩を的確に狙って発砲したあとにぜろ無事か……!?って声をかける」
が答えな幼なじみ、つよい。


松田が無事なのは見てわかるからわざわざ聞かなかった、と長らく思ってたけど
屋上に駆けつけたとき降谷さんがやばいってことこそ見てわかることなわけで、
それでも無事かどうか聞いてるんだよな、景光……。

だってあの降谷さんが動けない状態でもなければ敵にむざむざ銃向けられてないでしょ。
だからこそ景光は咄嗟にプミャを撃ったわけじゃない……。
危険な状況なのはわかってて、それでも無事かどうか聞いてるんじゃん……なあ〜〜……。


映画の限りある尺の中で景光の人となりと
降谷さんとの関係性を表すために描かれたことのひとつとして、
緊迫した状況下で真っ先に確認するのはぜろの無事、というの、すっげえよな……。
って何度でも思っちゃうな……。


降谷さんだってあの日あのときひろ無事か、って叫びたかったろうな……。
そして返事があることを祈ってただろうな……と思うと……心臓が……捩れる………………。