「僕の恋人はこの国さ」

って言うの、何つうかざっくばらんよな……でも降谷さんにとっては真実なのよなあ。
守るべきものがある、そのためなら何だってする。
その核が同じだからあのときコナンくんと降谷さんは並走したんよな……。


でも今回はさ〜〜コナンくんは4年越しに知っちゃうんだよな。
不特定多数のみんなではなく、特別な人たちがいたんだってこと。

こいびとではなくても、守るべき対象ではないけど、コナンくんにとっての蘭ちゃんが降谷さんにもいたんだよ……今もおるんよ……ウウーーッッッ。
マジでこんな4年経ってこんなこんな………………………………はあ………………………………。



復讐に身を燃やすエレニカさんのことをコナンくんは抱きしめて泣かせてあげられるけれど、
じゃあ似たように憎しみが捨てきれない降谷さんの手はいったい誰が握ってくれるっていうんだ……。

誰でもいいんだよなほんとに、抱きしめなくても泣かせてあげられなくてもいい。
ただあなたが誇りを持って戦う様に惚れたし、共に生きて戦うのだと誓ってくれるひとがそばにいてほしい。
高木刑事が佐藤刑事にそう誓ったように。



youtu.be

それでは聞いてください、「最愛」。
あなたがあなたの使命をまっとうできますようにと祈ることしかおたくにはできないんよな……。



そういえば映画冒頭で吹っ飛んだあの野郎も萩と松田の仇なわけで、
当然複雑な気持ちもあっただろうけど、さほど激昂した様子を見せることはなかったよなってふと。

「あの男が脱走できるだけの能力があるとは思えない」からあの爆弾魔には冷静でいられて、
「どうしてお前ほどの男が」と思うから赤井さんには冷静でいられない、
というそんな対比があったりするんだろうかな……。