ハロ嫁ノベライズ感想

book.dmm.com


ジュニア文庫だからかすごく文章が簡潔でわかりやすいな。
ほぼほぼ映画をそのまま書き起こしてる感じだから、何か脚本を読んでるみたいだなあ。

でもセリフこう言ってたのかーって確認するには手っ取り早くていいな。
コナンくんに同期の写真見せるとき、諸伏、って言ってたんだな……。
まあ1人だけ名前呼びするわけにも……だしな……。

仕方ないかもだけどちょっと残念なのは過去回想シーンでも一貫して“安室”表記なのがなあ。
安室ではないのにな、特に同期たちの前では……うーんそこは表記変えられなかったのかなあ……。



●諸伏って人はどうだったの?ってとこのシーン、
映画では目を伏せるだけだったけどノベライズではちゃんと補完されてるんだな……。
今も目に焼き付いている最期……つら……。

今更だけどあれが4人で集まった最後の日だったとは言ってたけど
だからってみんな死んだとまでは明かさなかったけどコナンくんは察したのだなあ……。
でも死んだ経緯まではわからないんだ……主人公なのにな……。

真実を解き明かすことが役割である主人公たるコナンくんすら(読者は知ってるひろの自決を)知らないというの、
何か、くるものがあるな……いつか知ることはあるのだろうかなあ……。



●心情とかは書き込まれると解釈が固定されてしまうからってことなんかなー。
まあちょろっとはある。最後の空を見上げる降谷さんの心情も少しだけあった。胸がきゅっとなった。

映画は最後何も言わないしモノローグもないから余韻があってそれがいいんだよね。
涙流すことはないけど瞳を震わせる、それだけで色々伝わってくるよね……。

ちょっとだけ映画ラストのお話とか書きたい気持ちあったんだけど、
ノベライズ見たらやっぱあれはあのままのがいいよな……って思ったからやめとくか。
いやノベライズもよかったんだけど何か……。

映画見たいな〜〜4回目いつ行こう。